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【不動産・登記の疑問を解決!】知っておきたい不動産知識「土地の単位」編

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知っておきたい不動産豆知識。

今回は土地の単位 「筆(ひつ)」 について取り上げます。

不動産登記において、土地は「1つ、2つ」ではなく「1筆(いっぴつ)、2筆(にひつ)」と数えられます。
この
「筆」という言葉が使われている理由について説明します。


検地帳と毛筆の歴史

土地を「筆」と数える由来は、日本の伝統的な土地管理制度である「検地」にまで遡ります。
とくに有名なのは豊臣秀吉による「太閤検地」です。
当時、各地の土地を調査して台帳(検地帳)を作成する際、調査員は土地ごとに、その所在地、地目、所有者、面積などの情報を一区画ごとに毛筆で一行に書き進めていきました。
「一区画の情報を毛筆で一行に書く」という一つの作業の単位が「筆」とよばれ、そのまま土地の数え方として定着していきました。

登記簿制度への継承

明治時代になり、現在の不動産登記制度が整備された際にも、この「筆」という数え方が正式に引き継がれました。
現在、法務局で管理されている「登記事項証明書」でも、土地を区別する単位として、この「筆」が使われ続けています。

現代における意義

現代において「筆」とは、「筆界(法務局に登録されている公的な土地の境界線)」、「分筆(一筆を数筆に分けること)」、「合筆(数筆を一筆にまとめること)」などと様々な用語に使われています。
「筆」というと一見古風な数え方ですが、そこには日本の土地管理の長い歴史と、現在に至るまでの法的な厳密さが凝縮されているのです。


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